はしか(麻疹)の流行


春頃から初夏にかけては、はしかが流行することの多い季節です。
はしかはウイルスで感染する病気で、インフルエンザよりも感染力が強いと国立感染症研究所が伝えるほど。
空気感染するため、手洗いやマスク、うがいなどでは感染を予防することができません。

主な症状としては、10日ほどの潜伏期間の後に熱、鼻水、せきのような風邪に似た症状が出て、38℃以上の高熱、口内炎のようなぶつぶつが口の中にできる、身体に赤い発疹ができる……というように変化していくことが多いようです。
さらにおそろしいのは、免疫が下がることによって合併症を起こしやすい病気であるということ。
肺炎、中耳炎、脳炎など、場合によっては入院が必要であったり、後遺症が残ったりするケースも多いです。
子供だけでなく、妊婦さんにうつってしまった場合にも流産や早産、障害が残ることがありますので、あらかじめ予防接種をしておくことが大切です。

予防接種は?

一般的には「MRワクチン」と呼ばれるものです。
「麻しん風しん混合ワクチン」ともいい、最近では1歳~2歳未満、5歳~7歳未満の間に、2回接種を行います。
この2回の接種で免疫が定着することがほとんどです。

ただし予防接種が1回のみで免疫が定着しなかった年代(現在26歳~39歳ごろ)や、時間の経過で免疫が弱まってしまうケースもあります。
周りに妊婦さんや1歳未満の小さなお子様がいる方は、念のために予防接種をしておいた方がいいでしょう。
予防接種を受けられない体質の人もいますので、かかりつけの病院などで相談してみてください。
妊婦さんは予防接種を受けることができません。

はしかかな? と思ったら……

はしかが疑われる場合、必ず病院に行く前に電話をして、症状について伝えましょう。
はしかは強い感染力をもつため、病院側でも準備が必要です。
場合によっては病院ではなく、保健所に連絡をすることもあります。

病院では通常の待合室ではなく、隔離された専用の待合室を使うことがほとんどです。
待合室で待つ時間が長くなる場合、お子さんが飽きないようなおもちゃなどもあるといいでしょう。
自家用車で通院している場合、車の中で待つこともあります。
接触する人数や時間をできるだけ減らすことを考えて、インターネットの予約システムなどを使うと便利です。

はしかの診断がおりたら……

お子様が学校や幼稚園・保育園などに通っているようなら、学校や園に連絡をしてください。
熱が下がってから3日目までは出席停止となります。
法律で第二種学校感染症に指定されているため、学校をお休みしても欠席扱いにはなりません。

まだ学校や幼稚園・保育園に通っていないお子様は外出をさせないようにしましょう。
一人でお留守番をさせてお買いものをするのが不安なら、宅配サービスや通販を利用するのも手です。

 

はしかは潜伏期間があるため、海外などの旅行先で感染しても気付くことが難しい病気です。
定期的に流行する病気でもあるので、どういった対処が必要なのかをおさらいしておくといいでしょう。

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