産婦人科の選び方 分娩予約はいつすればいいの?

産婦人科選びのポイントをご紹介します妊娠おめでとうございます!

妊娠が分かったらすぐに始めたいのが産婦人科選びです。産婦人科がある病院は全てお産を行っていると思いがちですが、分娩を行っていない産婦人科もあります。
病院によって設備やサービスにも違いがあります。はじめての妊娠ならなおさら分からない事だらけですよね。
どんなポイントで選べばいいのかチェックしたいポイントをご紹介します。

いつ分娩予約をすればいいの?

妊娠が分かったらすぐに」産婦人科に行って分娩予約をしましょう。

産婦人科の選び方のポイントをお話しする前に、分娩予約についてお話させて頂くのには理由があります。

人気の産婦人科、産院では妊娠5週目~7週目で分娩の予約がいっぱいになり、予約ができなくなることもあるからです。

せっかく色々調べて自分に合った素敵な産院が見つかったとしても予約がいっぱいでその産院でお産ができないなんて悲しいですよね。

そうならない為に「今」「すぐ」ポイントを確認して自分に合った産院を探して頂きたいです。

産婦人科の種類

まず初めに産婦人科とは、「産科」と「婦人科」を合わせて産婦人科となります。

産科とは妊娠や出産に関わることを専門とする科で、婦人科とはそれ以外の女性特有の病気などを扱う科になります。
中には婦人科がメインでお産をしていない病院もあります。
このような産婦人科では、妊娠8ヶ月頃まで妊婦健診などを行い、分娩は妊婦さんが希望する病院で行う流れになっています。

産婦人科には大学病院や総合病院、個人病院やクリニックなど色々な種類があります。家庭的でアットホームな雰囲気の中でリラックスして出産できる助産院での出産を希望する妊婦さんも増えてきています。

大学病院や総合病院

産婦人科だけでなく小児科など複数の診療科があるので、何かあったときに他の科と連携が取りやすく安心できます。ハイリスクの妊娠の方も受け入れてくれます。
また、NICU(新生児集中理療室)を備えた施設なら出産後の赤ちゃんにトラブルが発生しても対応してもらえます。

ただし待ち時間が長かったり、担当医を選べなかったりとデメリットもあります。

出産費用は個人病院に比べると比較的安く抑えられます。

個人病院やクリニック

個人病院やクリニックでは医師やスタッフの対応が良いという口コミが多いことからも分かるように親身になって対応してくれる病院が多いようです。

さらに出産方法・バースプランを選べたり、マッサージやお祝い膳などのサービスが充実していて大学病院や総合病院などと差別化を図っています。なかにはホテルのようなおもてなしをしてくれる個人病院もあり、豪華なお部屋に高級レストランのような食事が食べられ、出産という特別な時間をお姫様気分で過ごすことができる病院もあるようです。

出産費用は総合病院に比べると高めの設定になっています。

妊婦さんの状態によっては分娩を受け入れてもらえなかったり、緊急時には連携先の大学病院や総合病院へ転院しなければならない事もあるので事前に確認する必要があります。

助産院

助産院は助産師が健康な妊婦の分娩をサポートする施設です。国家資格を持った助産師が妊娠から出産、産後までサポートしてくれます。
産婦人科との大きな違いは産婦人科の医師が居ない点です。そのため医療行為が行えないので健康な母子であることや自然分娩が可能である事などの制約があります。

助産院では検診から出産、産後も同じ助産師さんが担当してくれてアットホームな雰囲気の中でリラックスしてお産ができるので助産院での出産を希望する妊婦さんも多くなっています。

産婦人科選びのポイント

産婦人科の選び方 医師との関係

病院の種類

先程お話したように大学病院・総合病院、個人病院・クリニック、助産院と種類があります。

予算や出産方法、母子の健康状態などを考え家族で話し合って決めましょう。

高齢出産や双子や三つ子を妊娠中などリスクの高い妊婦さん達は設備の整っている大学病院や総合病院を選ぶ傾向にあります。

それぞれの特徴やメリットデメリットを考え選びましょう。

バーススタイル

今では自然分娩だけでなく様々な分娩スタイルが選べます。
無痛分娩やLDR、ソフロロジー式、アクティブバース、水中出産、立会出産など希望する分娩スタイルを行っている産婦人科を選びましょう。

立会出産

ご主人やお子さんなど家族が付き添って行う分娩方法です。
病院によってご主人だけ付添える場合や、お子さんも付き添える場合などあります。
ご主人がそばにいてくれることで安心できたり、新しい生命の誕生の瞬間を一緒に共有できます。

無痛分娩

無痛分娩とは麻酔によって出産の痛みをなくす(コントロール)分娩方法です。
一般的な「硬膜外麻酔(こうまくがいますい)」と「静脈点滴」の2種類の鎮痛方法があります。

※帝王切開と勘違いしている人もいますが違います。

LDR

一般的な病院では陣痛室から分娩室に移って出産をするのに対して、LDR「陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)」は陣痛・出産・回復を同じ部屋で行う分娩方法です。

ソフロロジー式

フランス発祥の薬や医療に頼らずナチュラルな自然分娩の方法です。
妊娠中にリラックスできる音楽を聴きながらイメージトレーニングを行います。出産に対する恐怖心や不安といったマイナスのイメージをプラスのエネルギーに変え母性を育んでいきます。
このようなトレーニングを重ねることで落ち着いてリラックスしながら出産することができます。

アクティブバース

医療機器に管理されることなく本能のままにラクな姿勢をとり自由な呼吸法で陣痛をコントロールしながらリラックスした状態で行う分娩方法です。
起き上がった姿勢や四つんばい姿勢、寝っ転がったりしながら出産します。

母子の安全と医療の力を最優先する大学病院や総合病院ではあまり行われない分娩方法です。
助産院などで行っていることが多いようです。

水中出産

アクティブバースの一環といわれる水中出産とは、小さなプールに羊水と同じくらいの塩分濃度に調節した37℃くらいのぬるま湯をはり、その中で行う分娩方法です。
フランスやイギリスなどで流行していて、日本でも芸能人が水中出産をして話題になった事もありますが日本ではまだまだマイナーな出産方法です。

リラックスできたり浮力を利用してラクに姿勢を変えられるなどメリットがある反面、いきみ辛かったり、体が温まる事で出血量が多くなる危険があったり、赤ちゃんが感染症にかかるリスクがあったりなどデメリットもあります。
出産中に何かあった時は水中から出て、身体を拭いたあとに大学病院や総合病院へ搬送されるため時間がかかり対応が遅くなるリスクもあります。母子の健康状態が良好でなければ水中出産を行うのは難しいでしょう。

通いやすさ

妊娠初期はお腹も出ておらず病院まで歩いて通う事に抵抗がないかもしれません。
つわり期やお腹が大きくなってくると病院に検診に行くのが大変になってきます。
自宅からの距離が近い場所や電車、バスなどの公共の乗り物などで通いやすい場所がオススメです。

医師や助産師、スタッフの対応

はじめての出産ならなおさら分からない事だらけで不安や心配事などの相談に親身になって対応してくれるかどうか。安心して任せられる関係を築けるかどうかも確認したいですね。
口コミサイトを活用して先輩ママたちの実体験を調べるのがオススメです。

費用で選ぶ

出産費用で病院を選ぶ
出産費用は病院によって異なります。大学病院や総合病院よりも個人病院の方が高額になる傾向があります。まずはどのくらいの費用がかかるのか確認する必要がありますね。

●大学病院は60万円前後
●総合病院は40万円前後
●個人病院は50万円前後~
●助産院は50万円前後

市立病院や公立病院などは個人病院に比べて安く出産できる傾向にあります。

次に出産費用とは別に妊婦健診や検査にもお金がかかります。

病院によって妊婦健診の内容や検査内容に違いがあり、費用も異なります。
妊婦健診5000~6000円くらい、その他の検査費用3000円~15000円くらい、3D・4Dエコー4000円くらいなどなど

自治体から支給される補助券を利用することで妊婦健診の費用の一部を負担できますがこちらもかなりの出費になります。

またエステやマッサージ、灸治療など入院中にママの体のケアをしてくれるサービスがある病院もあります。出産費用に含まれていたり別途料金が発生する場合もあります。

出産費用だけでなく検診費用などトータルでかかる費用で比較する事も大切です。

また、「出産一時金直接支払制度」が利用できるかどうかも重要なポイントになります。
出産一時金は健康保険組合から42万円支給されまる。これを直接病院に支払う制度です。退院時には出産一時金を上回る額(差額)を窓口で支払うだけですみます。
この制度を利用できない病院では退院時に全額支払い、後日保険組合からご自分の口座に出産一時金が振り込まれることになります。

「出産一時金直接支払制度」が利用できる方が窓口での支払い額が少なくて済むのでお勧めです。

母子同室か母子別室かで選ぶ

母子同室 ママの横で保育器の中で眠る赤ちゃん
母子同室とは出産後に赤ちゃんと一緒の部屋で過ごしてママがお世話をすることです。
母子同室では出産後の疲れた体でも赤ちゃんのお世話をしなければならないので体力的にきついと思うママも多いようです。早くから赤ちゃんのお世話をするので退院するまでに授乳や沐浴、おむつ交換などに慣れることができます。
入院中に助産師さんにできない事や分からない事など相談できるのもメリットだと思います。
母子同室の産婦人科では必ずいつでも一緒というわけではなく、ママの体調を優先してくれるのでどうしてもつらい時は預かってくれます。

母子別室では赤ちゃんのお世話をする時だけママが赤ちゃんの所へ行ってお世話をします。お世話以外の時間を一人で過ごせるので産後の疲れをゆっくり休んで回復する事ができるメリットもあります。

これらのポイントを踏まえてご家族にあった病院選びをしてくださいね。


関連する記事はこちら

ベビーベッドっていつからいつまで使用できるの?

2018.02.02

ベビー用品のレンタル・クリーニング