これはNG! 今と昔で違う子育て


「孫育て」という言葉が一時期流行りました。
よく「子供を立派に育て上げたんだから大丈夫」と言うおじいちゃん・おばあちゃんがいますが、子育ては時代によって変わるため「今はダメ」ということが意外に多いものです。
赤ちゃんのためによかれと思ってやったことでも、命にかかわる行為だったということもあります。
今回は、今と昔で違う育児のことをまとめてみました。

チャイルドシートは必ず使う

自家用車に乗るときは、チャイルドシートを使用しなくてはいけません。
チャイルドシートに座ると動きが制限されるため、泣く赤ちゃんもいます。
しかし、赤ちゃん自身に「車に乗るときはチャイルドシートに座らなくてはいけない」と理解してもらわなくてはなりません。
普段パパ・ママがチャイルドシートに座ることを教えているのに、おじいちゃん・おばあちゃんがルールを破らせてしまうと、それまで教えたことが無意味になってしまいます。

「ベルトでしめつけられて可哀想」「泣いているから」とだっこをしたがるおばあちゃんや、「一緒に運転しよう」と膝の上に赤ちゃんを乗せて車の運転をしたがるおじいちゃんの話をよく聞きますが、自分たちが安全運転をしていても、他の車に巻き込まれて事故に遭ってしまうケースはあります。
車の中でだっこをしていたために、赤ちゃんを抱きつぶしたり、窓ガラスを突き破って外に飛び出したりして亡くしてしまった……という話があります。
赤ちゃんは骨もやわらかいため、大きな事故に発展することが非常に多いのです。

アレルギーは食べても治らない

アレルギーと好き嫌いは違います。食べても治るものではありません。
じんましんが出るだけでなく、気道がせまくなり、呼吸ができなくなって、救急車で運ばれることもよくあります。
アレルギーには、大きく分けて以下のものがあります。

・食品によるアレルギー
・ハウスダスト(ホコリ)によるアレルギー
・動物や虫、植物によるアレルギー
・化学物質(家の建材や生活用品)によるアレルギー

赤ちゃんがアレルギーを持っていると分かったときは、原因物質を赤ちゃんから遠ざけましょう。
飼っているペットにアレルギーが出ることもあります。
抜け毛に反応することが多いため、ペットホテルに預けたとしても、部屋に赤ちゃんを迎えることは避けた方がいいでしょう。

ハチミツや黒蜜は食べさせない

ハチミツや黒蜜を赤ちゃんに食べさせると、乳児ボツリヌス症になる危険性が非常に高いです。
厚生労働省や消費者庁が注意を呼びかけている通り、1歳未満の赤ちゃんには、決して与えないようにしましょう。
アメリカでは2歳まで食べさせてはいけないとされています。

ボツリヌス菌は身近にありながら強力な毒性を持つ菌で、死亡例も多数報告されています。
熱に強いため、長時間加熱しても殺菌することはできません。
(参考記事:ハチミツだけじゃない? 赤ちゃんに食べさせてはいけない食品

大人が噛んだものを食べさせてはいけない

離乳食を作るとき、大人が噛みくだいたものを赤ちゃんにあげていた時代がありました。
しかしこれは虫歯菌や歯周病菌がうつるため、現在ではNGとされています。
自分が汚いと言われているように思えて「虫歯なんて1本もないのに!」と怒る方もいらっしゃるかもしれません。
虫歯や病気がなくとも、大人の口の中には菌がいます。それはパパ・ママだろうと同じです。
まだ抵抗力の弱い赤ちゃんと、大人を一緒に考えてはいけません。

 

赤ちゃんは自分で「ダメ」と断ることができません。
おじいちゃん・おばあちゃんが赤ちゃんを預かるとき、「これはダメ」ということを赤ちゃんのパパ・ママに聞いておくことが大切です。
赤ちゃんの命にかかわることなら、パパ・ママが厳しくなるのは当然です。
円満な関係のためにも、おじいちゃん・おばあちゃんが現在の子育てをある程度知っておくことをおすすめします。

ベビー用品のレンタル・クリーニング