【育児体験談】専属お砂糖係

子どもがまだ小さかったころ、紅茶とベイクドチーズケーキのおいしい喫茶店で、
お友達とお茶をすることになりました。

久しぶりに会うお友達と楽しくおしゃべりしていたのですが、子どもはすぐに飽きてしまい、
お店のテーブルにあるものに手を伸ばしはじめます。
お砂糖とか、つまようじとか、お塩とか、子どもにとっては気になるものが盛りだくさんです。

一個ずつ包み紙にくるまれている角砂糖なんて、特に興味津々です(笑)。
お友達との話に夢中になっていて、ハッと横をみたら、子どもが二個、三個と角砂糖の包み紙をはがしていました。

うわあ、でも早めに気がついてよかった……。
すぐに子どもを止めて「自分が使わない分は、むいちゃダメだよ」ということ、
「お母さんが使う分だけなら、特別にむいてもいいよ」ということを伝えました。

そのうえで「どうして包み紙をはがしたの?」と聞いてみたら、
どうやらキャラメルだと思ったようなのです。

なるほど、たしかに形が似ていますよね。
子どもからすれば、キャラメルの食べ放題に見えたのでしょう。
感性がおもしろいなあと新たな発見をして、私は三個の角砂糖が入った、とっても甘い紅茶を飲んだのでした。

その後、私には専属のお砂糖係ができました(笑)。

小さなお砂糖係が「何個? 何個使う?」とワクワクした顔で聞いてくれるので、
紅茶にお砂糖を一個入れて飲むようになりました。

包み紙にくるまれた角砂糖でも、小さなトングでつかむ角砂糖でも、
「自分はママのお砂糖係だ」という自負があるのか、しっかり役目を果たしてくれます。

子どもはこうやって、少しずつ成長していくんでしょうね。

子どももすっかり大きくなり、いつの間にかお砂糖係は卒業してしまいましたが、
今でも一緒に喫茶店に出かけることがあります。

あのとき、ひとかけらも残さない勢いでベイクドチーズケーキをおかわりまでして食べた子どもは、
今でもベイクドチーズケーキが好きです。

最初においしいケーキを食べた記憶が残っているのか、ケーキに一家言あるようで、
今はおいしいケーキのお店に、スポンサーとして連れていかれます(笑)。

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