2020年8月下旬に、コンビから『ホワイトレーベル スゴカルSwitch エッグショック XL』が発売されます。
スタンダードモデルとプレミアムモデルが発売されるのですが、いったいどんな商品なのでしょうか?
振動吸収最高クラス
「振動から赤ちゃんを守る、コンビだけの超・安定感、振動吸収最高クラス(*1)」……という商品説明がついています。
*1 A型料対面オート4輪ベビーカー/重量5.8kg以下/ハンドル調整機能付き/2020年国内販売品の商品群において(2020年5月時点コンビ社調べ)。
コンビ社の製品で衝撃吸収といえば、エッグショックを思い出す方も多いのでは?
落下する卵を受け止める映像でおなじみですよね。
もちろん、今回発売するスゴカルSwitchにも、エッグショックが使われています。
今回のスゴカルSwitchは、エッグショック以外の部分でも衝撃吸収や安定感を実現しています。
どんな機能で安定感・衝撃吸収をしているのか、ご紹介していきます。
産まれたての頭を守る・エッグショック
産まれたての赤ちゃんの頭はやわらかく、衝撃に弱いものです。
「揺さぶられっこ症候群」で見られるように、内出血などのダメージを負ってしまいます。
ベビーカーやチャイルドシートを作るメーカーで、衝撃を吸収する機能が開発されているのはこのためです。
ふわふわ快適、抱っこのような安心感・ダッコシートαプレミアム
これまでダッコシートという機能がありましたが、厚みが増して、さらにクッション性アップ。
赤ちゃんの快適な姿勢を保ちながら、従来よりも衝撃吸収を約25%アップしました(コンビ社従来品と比較・2020年5月コンビ社調べ)。
全身をやさしく包み込んで赤ちゃんの自然な姿勢にもフィットするので、まるで抱っこしているような安心感があります。
それだけクッション性が高いなら、赤ちゃんが暑いのでは? と思う方がいるかもしれません。
多層メッシュやココチエアーを使用することで、シートは通常よりも体感マイナス6℃になっているそうです。
全身の体圧を分散する・3Dエッグショック
スゴカルSwitchのプレミアムモデルにだけ搭載されている機能が、3Dエッグショックです。
ダッコシートαプレミアムをはさむように、エッグショックと3Dエッグショックの両方が使われているのが特長です。
でこぼこした3Dエッグショックが点で支えるため、従来品より体圧分散効果がアップ(ダミー人形8kgを使用した体圧分散試験より)。
赤ちゃんの体重が一か所にかかりすぎないように考えられています。
これまで頭とおしりに集中していた体圧を分散しています。
なお、スタンダードモデルでは通常のエッグショックを使用しています。
ダッコシートαプレミアムをエッグショックとエッグショックではさんでいます。
背中にかかる振動をやさしく吸収・衝撃吸収クッション
頭とお尻に体重がかかる赤ちゃんですから、腰や背中に負担がかかりがちです。
タイヤから伝わる振動を背中のクッションでも吸収します。
座面に角度をつけることで、赤ちゃんが自然な姿勢でいられるように、前ずれしにくいように設計されています。
足元から振動を吸収する・エッグサスペンション
※画像はスゴカルαのものです。
バランスタイヤについている青い部品がエッグサスペンションです。
石畳や地面など、タイヤから伝わる揺れは大きいものです。
これまでの4輪ソフトサスペンションよりも、より衝撃を吸収するようになりました。
スゴカルαでは一部のモデルについていた機能ですが、
スゴカルSwitchのスタンダードモデルにも搭載されることになりました。
安定感で頭を守る・大型18cmバランスタイヤ
大型のバランスタイヤは安定のため、小型のシングルタイヤは小回りのために考えられた機能です。
シングルタイヤのみのベビーカーよりも、赤ちゃんの頭に伝わる横揺れを約50%もカット。
走行時の揺れを抑えて、押しやすくなっています。
ダブルタイヤで安定しやすく、側溝などの隙間にもはさまりにくくなりました。
対面式、背面式、どちらでも18cmバランスタイヤの上に赤ちゃんの頭が来るように設計されています。
地面の熱が届きにくい・53cmハイシート
地面に近いほど、ベビーカーのシートも地熱の影響を受けるものです。
53cmのハイシートで地面からの熱やホコリを避けることができるようになりました。
安心の安定感・低重心設計
歩きはじめの赤ちゃんを見ていてもわかりますが、重心が上にあるとグラグラしてしまい、安定感がありません。
スゴカルSwitchは従来よりも重心を下げることで、ハイシートなのに安定感を実現しました。
振動吸収最高クラスは、さまざまな機能の合わせ技でできているんですね。
もちろん赤ちゃんだけでなく、使う人にも便利な機能が目白押しです。
- 小さなシングルタイヤは小回りがきき、段差も乗り越えやすい
- 月齢やシーンに合わせて対面・背面のモードチェンジが可能
- ハンドルアジャスターでハンドルの角度調節が可能
- 抱っこしたまま片手で持ちやすい、持ちカルグリップ
(プレミアムモデルにはグリップカバーがついています) - 軽くてコンパクトだから車への乗せ降ろしもスムーズ、収納スペースにも困らない
ハンドルの角度が調節できると、身長の高いパパでも使いやすいですね。
折りたたんだときに大型バランスタイヤの間にシングルタイヤが入るため、よりコンパクトに収納できるのもポイントです。
車にベビーカーを積んでお出かけしやすいのではないでしょうか。
スゴカルSwitchとスゴカルSwitch Plusの基本情報
スタンダードモデルのスゴカルSwitchと、プレミアムモデルのスゴカルSwitch Plus。
基本情報を比較してみます。
商品名 | スゴカル Switch エッグショック XL |
スゴカル Switch Plus エッグショック earth XL |
---|---|---|
モデル | スタンダードモデル | プレミアムモデル |
商品画像 | ||
対象月齢 | 1カ月~36カ月頃 (体重15kg以下) |
1カ月~36カ月頃 (体重15kg以下) |
サイズ | 開:W495×D790~880×H960~1020mm 閉:W495×D360×H875~965mm |
開:W495×D790~880×H960~1020mm 閉:W495×D360×H875~965mm |
本体重量 | 5.1kg(フル装備重量:5.3kg) ※本体重量はダッコシートαプレミアムを除く |
5.3kg(フル装備重量:5.5kg) ※本体重量はダッコシートαプレミアムを除く |
カラー | オルテガブラック ラグーンネイビー コーラルピンク(数量限定) |
オーシャンブルー フォレストカーキ |
重量にわずかに違いがありますが、サイズ感は同じです。
それではスタンダードモデルとプレミアムモデルの機能に違いはあるのでしょうか?
スゴカルSwitchとスゴカルSwitch Plusの違いは?
機能を比較してみました。
商品名 | スゴカル Switch エッグショック XL |
スゴカル Switch Plus エッグショック earth XL |
---|---|---|
モデル | スタンダードモデル | プレミアムモデル |
オート4キャス | 〇 | 〇 |
シングルタイヤ×バランスタイヤ | 〇 | 〇 |
頭部エッグショック | 〇 | 〇 |
シート全面 | エッグショック | 3Dエッグショックシート |
ダッコシートαプレミアム | 〇 | 〇 |
エッグサスペンション | 〇 | 〇 |
ハンドルアジャスター | 〇 | 〇 |
マルチビッグサンシェードα | 〇 | 〇 |
持ちカルグリップ | 〇 | 〇 (カバー付き) |
低重心設計 | 〇 | 〇 |
衝撃吸収クッション | 〇 | 〇 |
安心ハイシート | 53cm | 53cm |
肩・股ベルトカバー | × | 〇 |
ふっくらガードカバー | × | 〇 |
シート洗濯機丸洗い ※洗濯方法は説明書をご確認ください |
〇 | 〇 |
この他にも、スゴカルSwitch Plusはホロの表生地にPET再生生地を使用。
エコロジーにも配慮しています。
2020年8月上旬発売のスゴカルSwitchは、赤ちゃんを守ることとお出かけの快適さを追求したベビーカーです。