添い寝というと、大人用の布団とベビー布団を並べて……というイメージが強いかもしれません。
しかし実際には、ベビーベッドでも添い寝ができます。
今回は添い寝ができるベビーベッドをご紹介します。
1.添い寝ができると何が便利? |
1-1.1時間に1度の授乳、もしかして母乳が足りない? |
2.ベッドサイドベッドとは? |
3.添い寝は危険? 気をつけるポイントは? |
3-1.ベッドから落ちてしまう |
3-1-1.ベッドガードの使用は? |
3-2.覆いかぶさってしまう |
3-2-1.ベビー布団がやわらかくないのはなぜ? |
3-3.つぶしてしまう |

添い寝ができると何が便利?
新生児への授乳は、およそ3時間に1度と言われています。
赤ちゃんによっては、1時間に1度ということも……。
一日に何度も授乳して、やっと寝た赤ちゃんをベビーベッドに寝かせるとき。
寝かせた途端に赤ちゃんが泣き出すシーンは多いものです。
授乳後にうとうとしている赤ちゃんを、すぐに寝かせられればいいのに……と考えるママは多いでしょう。
そんなママの願いを叶える商品が、添い寝ベッドです。
1時間に1度の授乳、もしかして母乳が足りない?
赤ちゃんが1時間に1度おっぱいを欲しがると「もしかして母乳が足りていないのでは?」と心配になりますよね。
たとえばさく乳器を使うことで、どれくらいの母乳を飲んだか測ることができます。
ベビー用の体重計を使えば、授乳前後の体重を測ることで、赤ちゃんが飲んだ母乳が何gか測ることができます。
心配してお医者さんに診てもらったら「この子が食いしん坊なだけ」と言われることも。
あまり心配しすぎないでください。
母乳が足りなければ、ミルクで栄養は足ります。
ベッドサイドベッドとは?
ベッドサイドベッドというベッドがあります。
大人用ベッドの隣で使うベビーベッドのことです。
「出産は大きな交通事故に遭ったのと同じくらい、身体にダメージを与える」と言われています。
身体を起こせばすぐに赤ちゃんの様子を見られるのが、ベッドサイドベッドの人気の理由でしょう。
添い寝タイプなら、授乳が終わった赤ちゃんをすぐに寝かせることもできます。
なかでも「ベッドサイドベッド ソイネ」は持ち運びしやすく、日中にリビングで使いたいときにも便利です。
ベッドの高さが低めなので、ソファーに座っているパパ・ママと目線の高さが近いこともメリットです。
添い寝は危険? 気をつけるポイントは?
添い寝のメリットを説明してきましたが、新生児との添い寝には、リスクもあります。
こういった事故の話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
添い寝ベッドを使う上で気を付けたいポイントは以下です。
ベッドから落ちてしまう
高さのあるベッドを使う場合、赤ちゃんが落ちてしまうことがあります。
これは赤ちゃんの成長に、寝る環境が追い付いていないために起こります。
赤ちゃんが寝返りを打つようになったら、ベビーベッドの柵を上げましょう。
ベッドガードの使用は?
大人用のベッドからお子さんが落ちないように、ベッドガードの使用を考えている人もいるのではないでしょうか。
ベッドガードは便利な商品ですが、必ずお子さんが生後18か月を超えてから使用してください。
マットレスとベッドガードの間にはさまってしまうことがあるため、大人の目の届くところで使用しましょう。
覆いかぶさってしまう
赤ちゃんは自分の顔に何かが乗ったとき、上手に避けることができません。
寝返りができるようになると自分でうつ伏せになってしまい、窒息してしまうことも。
大人用の掛布団やブランケット、ぬいぐるみ、クッションなどを、寝ている赤ちゃんのそばに置かないようにしましょう。
また、添い乳の危険もあります。
添い乳とは、ママと赤ちゃんが寝ながら授乳することです。
赤ちゃんがよく眠るというメリットがありますが、疲れ切ったママがおっぱいで赤ちゃんを窒息させてしまうという痛ましい事故もあります。
極度の疲労がある・眠気を誘う薬を飲んでいる場合は、添い乳をするのはやめましょう。
ベビー布団がやわらかくないのはなぜ?
ふかふかのやわらかい敷布団を気持ちいいと感じる人は多いでしょう。
しかし赤ちゃんが寝る場所としてはよくありません。
大人と赤ちゃんの敷布団は、違うものを使いましょう。
赤ちゃん用のベビー布団には、固い素材が使われています。
敷布団がやわらかいと赤ちゃんの頭が沈んでしまい、寝返りで窒息する危険があるためです。
赤ちゃん用の掛布団にも、軽い素材が使われています。
大人用の掛布団は大きく重いので、赤ちゃんの窒息事故のリスクを上げてしまいます。
つぶしてしまう
床にベビー布団を敷いているときに、起こりやすい事故です。
大人や上の子が踏んでしまった、急に足元に赤ちゃんが寝返りしてきて……というケースもあるようです。
また、寝相が悪くてつぶしてしまうこともあります。
事故を防ぐためにも、赤ちゃんと大人の寝るスペースを区切るのがベストです。
ベッドサイドベッドなら区切りを作ることができるので、リスクを減らすことができます。
「寝ている間のことはわからない」かもしれませんが、過失の理由にはなりません。
痛ましい事故を起こさないためにも、リスクを減らす環境作りをしましょう。
ベビー用品は、対象年齢や使用方法を守ることがとても大切です。
添い寝できるベッドも、赤ちゃんの成長に合わせてうまく使いましょう。